橋下徹は、
本気で脱原発を
考えているのでしょうか?
本気で脱原発を
考えているのでしょうか?
ポピュリズムで、大衆受けを狙って
「脱原発」のポーズをとっているだけで、
本当は「隠れ容認派」じゃないのか?
という疑念がどうにも払拭できません。
4月26日の関西広域連合の委員会で、
他の自治体の首長が揃って
関電の需給予測の信憑性を追求している時に、
橋下は突然「節電新税」を言い出しました。
関電が嘘をついているのではないか
と問いただしている時に、ひとり
消費者にプレッシャーかけて
使用量を減らせと言い出したのです。
ここで
「実は橋下は関電側に
ついているのではないか?」
という声が上がってもいいはずなのに、
なぜかウヤムヤになってしまいました。
そして橋下は、今度は
「夏のピーク時限定で
大飯原発再稼働」
を言い出しました。
そもそも原発は火力などと違い、
簡単にオンオフできるものではなく、
細かな需給調整には
一番向かないということは常識です。
「期間限定」など無理で、
一度再稼働したら
なし崩しに稼働し続ける
しかないのが原発です。
しかも橋下は
「安全が確認できない」から
再稼働反対と言ってたはずなのに、
これでは
「期間限定なら安全確保は
後回しでいい」
と言ったことになります。
明らかに橋下は
「原発再稼働」へ
向けてブレています。
政府の対応が信じられないほど稚拙で、
ついさっきまで「需給バランス」の都合で
原発再稼働だと言ってたはずなのに、
橋下の発言を受けて
「コストの問題で、電気料金を10%
上げなければならなくなるから、
原発再稼働が必要だ」
と、公然と話をすり替えてしまいました。
つまり、今の今まで
「原発再稼働がなければ
電力が足りない」
と言ってたはずが、
「電力料金を10%上げれば
原発再稼働なしでも
電力は足りる」
と言ったことになります。
マスコミの目は政府の追求に集中しました。
そして橋下の発言が
この政府のブレを引き出したということで、
これが何となく橋下の手柄
みたいなことになってます。
その影で、橋下自身が
「原発再稼働」へと
ブレているんじゃないか
という疑念は、都合よく
見過ごされています。
何とも、奇妙な話です。
明らかに怪しいことを言っていても、
橋下だったらマスコミが
みんな見過ごしてくれる。
それどころか
「手柄」にまでしてくれる。
おそらく今後も橋下徹は
ヌケヌケと「変節」を
重ねていくはずです。
警戒して
見ておかないと危険です!